成人式の振袖姿での前撮り、やる？やらない？

成人式に振袖を着る際、一生に一度の思い出として記念撮影をしたい！と思う方は多いのではないでしょうか？また、ご両親やご親族との写真を残しておきたい、という方もたくさんいらっしゃると思います。

でも、成人式当日はもちろん、その前後の週末などは写真スタジオも着付けやヘアセットをしてもらうサロンも混んでいたり、希望する日程で予約が取れなかったりと想像以上に大変です。

そんな皆さんにお勧めしたのが、成人式の数か月前に写真撮影だけを行う【前撮り】です。

この記事では、前撮りの詳しいご説明とともにそのメリットや予約のタイミング、費用、人気のプランなど一生に一度の成人式の記念撮影を成功させるための情報をご紹介したいと思います。

前撮りってどんなイベント？

成人式の前撮りは、きちんと着付けやヘアメイクを施した状態で、振袖姿での撮影を成人式よりも前に行う事です。

お嬢様おひとりでの撮影や、ご家族もドレスアップしての撮影、名古屋城などでのロケ撮など色々なパターンがあります。

前撮りのメリットは？

前撮りを行う事のメリットにについてご紹介します。

着崩れや化粧崩れのない、ベストな状態の写真を残せる

成人式当日は、ヘアセットをしてもらって着付けをしてもらったら、あっという間に成人式本番の時間を迎える事になります。

成人式を終えてから、いざ写真撮影！という段階になって振袖の着崩れが気になったり、ヘアセットの乱れやメイクのヨレなどが気になる…なんていう事もあり得ます。

せっかく一生に一度の記念撮影ですので、ベストな状態で写真を残したいですよね。

前撮りなら、そのようなリスクなしで一番美しい瞬間を写真に残すことが可能です。

両親や親せきにしっかりと晴れ着姿を見てもらえる

成人式当日は、準備や成人式への参加、懐かしい友人とのおしゃべりなどであっという間に時間が過ぎていきます。

そうこうしているうちに、ご両親や親せきに晴れ着姿をゆっくりと見てもらうことができなくてガッカリ…という事も起こり得ます。

でも、前撮りならそのようなタイトなスケジュールに左右されることはなく、素敵な振袖姿を見てもらうことができます。

成人式当日の雰囲気を体験できる

成人式当日は、ヘアセットとメイクを行ったあと、振袖を着つけてもらって成人式に参加します。慣れない振袖を着て長時間過ごす事は、上手に着付けをしてもらってもやっぱり疲れます。

また、振袖を着たときの立ち居振る舞いも、初めてでは良く分からないものです。

前撮りを行う事によって、振袖を着るのがどんな感じなのかを実際に体験する事ができるので、気持ちに余裕を持って成人式当日を迎える事ができるのが、前撮りのメリットのひとつです。

前撮りはいつ頃にやるのが良いの？

成人式の前撮りは、特にいつ頃やるという決まりのようなものはありませんが、成人式がある年の前年に行うことが多いようです。

例えば、2023年1月に成人式を迎える方は、2022年4月頃～12月頃に前撮りを行うのが一般的です。

※毎年、1～3月は前撮りを行わなかった方の撮影（後撮り）で込み合っている事が多いため、4月ぐらいからが前撮りのシーズンスタートという感じになるようです。

前撮りの時は、成人式とは別に振袖をレンタルしないといけないの？

前撮りが一般的になりつつある最近では、前撮りが含まれているレンタルプランを提供している振袖レンタル店が少なくありません。

レンタルする振袖を4月に契約した場合、4月以降の都合の良い日程でスタジオに行って前撮りを行います。その後、成人式直前に再度振袖一式をレンタルするというのがだいたいの流れとなります。

そのため、前撮りが含まれたプランを選べば、前撮りのために別に振袖をレンタルしなければいけないという事はありません。

また、振袖レンタル店の中には、「前撮り撮影日から、成人式の翌日まで貸出し」というような貸出期間設定を行っているところもあります。

この場合、4月1日に前撮りをすると、翌年の1月第2火曜日（成人の日の翌日）までの9か月と2週間もの間、振袖をレンタルする事ができます。

もちろん、この期間内であれば何度でも振袖を楽しむことができますので、スタジオでの前撮りを終えてから、別の日に改めてロケーション撮影を行ったりする事も可能です。

前撮りを成功させるためのポイント

前撮りを成功させるために抑えておきたいいくつかのポイントをご紹介します。

できるだけ早くレンタルする振袖を決める

前撮りは、レンタルする振袖を契約した後に行います。本当に着たい振袖を着て、余裕のあるスケジュールで撮影を行うために、できるだけ早い時点でレンタルする振袖を決めて、前撮りのスケジュールを手配する事がポイントです。

長期レンタル可能なプランでレンタルする

前撮りは、成人式の2か月ぐらい前（11月頃）からスタジオが込み始めます。撮影しようと思ったら予約が取れなくて、希望するスタジオでの撮影ができなかった…というような事を避けるためには、長期間レンタル可能なプランに申し込んでおくと、混雑を避けたスケジュールで希望通りの前撮りを行うことが可能になります。

長期レンタル可能なプランを提供している振袖レンタル店

前撮りが含まれたプランでレンタルする

振袖レンタルサービスの中には、前撮りが含まれたレンタルプランを提供しているお店も少なくありません。そのようなプランを選んでおけば、100％前撮りができるので色々手配するのが面倒な方にはお勧めです。

前撮りが含まれたプランを提供している振袖レンタル店

季節ごとの前撮りおすすめ情報

前撮りの時期については、「帰省のタイミングに合わせて撮影する」とか「誕生日に合わせて撮影する」とか、それぞれに

ロケ撮で前撮りをするなら4月・5月がベスト

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桜の4月、新緑の5月はロケ撮での前撮りにピッタリです。特に名古屋城や白鳥庭園など桜が美しい場所でのロケーション撮影を考えているなら絶対に4月・5月がおすすめです。

近年、桜や新緑の季節のロケ撮人気が高まってきていますので、この季節に撮影をしたいならできるだけ早くレンタル予約されるのが良いと思います。

スタジオの予約が取りやすいのは6・7・8月

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やはり、暑い季節に振袖を着るのは結構ハードです。でもエアコンで快適な気温が保たれたスタジオでの撮影ならこの季節でも問題なし！

また、実家を離れて一人暮らしなどをしているお嬢様は、夏休みに帰省するタイミングでスケジュールを合わせて家族写真を撮影するのも良いですね。

紅葉でのロケ撮が楽しめるのは11月頃

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紅葉と彩り豊かな振袖はとても相性が良く、美しい写真を残すことができます。そのため、この季節を狙ってロケ撮されるお嬢様も多くいらっしゃいます。

熱田神宮やどうだん亭など紅葉が美しいスポットでのロケ撮をお考えでしたら、11月頃に合わせて予約されるのがおすすめです。

12月・1月はできるだけ避けたい

成人式直前の12月や成人式当日はスタジオが非常に込み合って、希望のスケジュールでの撮影が難しい事が想定されます。また、1日にたくさんの撮影予定が組まれているのでスタジオはとても慌ただしく、撮影を楽しむことができません。

このタイミングでしか撮影ができない場合を除いては、12月・1月はできるだけ避けるのが良いと思います。

3月頃に後撮り、という選択もあります

成人式当日に振袖を着てみた結果、「スナップ写真じゃなくて、きちんとした写真を残したい！」と思う方が結構多くいらっしゃいます。

そんな方には、成人式が終わってひと段落ついた3月頃にスタジオで撮影を行う「後撮り」という選択もあります。

前撮りがプランに含まれた振袖レンタルでも、「成人式が終わってから撮影したい」と交渉する事で、前撮りではなく後撮りに変更してもらう事もできる場合がありますので、レンタル時に聞いてみられるのも良いかと思います。

やっぱりプロの写真を残したい！

成人式の振袖での前撮についてご紹介してきましたが、スタジオ撮影・ロケーション撮影に関わらずやっぱり一生に一度の晴れ着姿は、プロに撮影してもらって美しい姿を残したいものですね。

これから成人式を迎えられるお嬢様には、前撮りを検討して見られることをおすすめしたいと思います。

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