振袖の染め方には3種類あります。
インクジェット・型染め・手染めです。
インクジェット染色について
インクジェット染色とは機械で染めるものです。機械で染めるため、手染めに比べて手間ひまがかからず、安価でお振袖を染めることができます。
コンピューターを利用して原画を作成し、インクジェットプリンターで印刷をします。
インクジェット染色のメリット手間をかけて仕上げる手工芸品の振袖よりはは安価で出来るところです。
お母様の時代はほとんどが手染めであったため、お振袖も平均的に高かったですが、現在価格が下がっているのもこのインクジェットでで染めることが出来るようになったためです。
レンタルショップさんや、写真館さんにおいてあるもののほとんどはインクジェットで染めたお振袖が多いと思います。
インクジェットで染めてある生地は手染めのものよりも薄い生地が多いです。振袖が軽くなったということもよく聞かれるようになりましたが、薄い生地が軽いのはおわかりいただける事と思います。
インクジェット染めの見分け方
素人には見た目はわかりませんが、生地の裏を見ると裏が白っぽいものがインクジェットで染めた生地です。

インクジェットで染めてある生地表 
インクジェットで染めてある生地裏
手染めされている生地と比べてみます。上の写真と比べるとよくわかりますね。

手染め生地の表 
手染め生地裏
インクジェットで染めた生地は裏面が白っぽい場合はインクジェットで染められた振袖である可能性が高いです。型染め・手染めについて
本来 振袖は職人さんが、柄を青花で描き、糸目糊を置き、色を挿し、図柄を糊伏せし、
最後に地色引き、蒸し、洗い・・・等の工程を経て作られて、お誂え手描き友禅振袖と
なります。
一方 数十枚の型紙を使って色挿しを施した後、糊伏せ、地色引き・・等を行い型友禅
が出来上がります。
友禅染には以上2種類の主な染色方法がございます。
型友禅では、多彩な色柄を多量に染める事が可能になり、何百枚と作られた高価な型紙
(1枚当たり数十万円より百万円以上)も、同じ柄を大量に染める事が可能になり、
1枚当たりの商品が手描き振袖に比べて安価に製作する事ができました。
しかし最近は、きもの人口の減少に伴い、一柄で多量に製作しても購入いただけなく
なりました。
また、職方の高齢化により、多品種・大量生産が出来なくなりました。
この様な時節に際し、コンピューターを利用し、原画を作成・応用・保存し、インク
ジェットプリンター利用による効率的・スピーデイー・廉価な印刷方式が導入されて参
りました。
《製作方法は詳細で長くなりますので 次回②で改めてご説明いたします》
昔、インクジェットのない時代は、全てのお振袖が
この技法で作られていました。
しかし、後継者不足などの理由で手描きの振袖の
生産量は下がっていきました。
もちろん手間暇がかかりますので、インクジェットよりも
値段は高価になりますが、生産量が少ない分、
希少性はあがります。
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